アゲイトフォッシルベッド国定公園 Agate Fossil Beds National Monument |
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2004年6月8日訪問 |
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Gate |
アゲイトフォッシル国定公園は、化石関連の国立公園のひとつで、ここでは主に23億年前の化石が発見されています。年代区分では新生代(6500万年前〜現代)にあたり、比較的最近の地層です。ビジターセンターには、ここで見つかった化石とネイティブアメリカン(インディアン)の生活様式についての展示がありました。 | |||
ここでは実際に化石が発見された場所を訪れる2つのトレイルが楽しめます。Carnegie
Hill Trail はビジターセンター裏側から出ていて往復1時間くらい、公園入口近くの Daemonelix
Trail は30分くらいの所要時間です。天候が悪かったので、私たちは短い方のトレイルDaemonelix
Trail を選びました。 トレイルを進んでいくと、ところどころに砂山というか砂山のような塊が所々に見えます。これが23億年前の地層だそうで、実際にここから化石が見つかったそうです。当時の状態をそのままに一部保存されています。私たち訪問者の発掘作業は、当然のごとく禁止されています。 |
Ancient Dune |
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Palaeocastorの巣穴の化石 |
Palaeocastor 私たちが面白いと思ったのはこの化石です。陸上に生活するビーバーみたいな生物が、ここに巣穴を掘って地下に住んでいたようです。左右の写真の通り、らせん状の巣穴がそのまま化石となって残っています。ただ、相当に脆いため簡単に風化するようです。 Menoceras サイの仲間が北アメリカに住んでいたとのこと。下の写真で大きいものがMenocerasです。 Daphoenodon 犬に近いものの、現在の犬とは異なる種だそうで、絶滅してしまったそうです。下の写真で小さいものがDaphoenodonです。 |
Palaeocastorの巣穴 |
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ビジターセンターの化石展示 |