キーナイフィヨルド国立公園 Kenai Fjords National Park |
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2004年7月2日訪問 |
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キーナイフィヨルド国立公園は、キーナイ半島の東側にスワード Seward という町にあります。アンカレッジ
Anchorage から Seward Hwy. で南西に200km、車で約3時間の距離にあります。この国立公園では氷河を陸と海の両方から眺めることができます。 氷河クルーズは夏期のシーズン中には一日に4回ほど船がでているようですが、ツアー内容が違うので事前にチェックしておいた方が良いと思います。 |
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キーナイフィヨルド・クルーズ Kenai Fjord National Park Cruise | ||||
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■クルーズ Kenai Fjord National Park Cruise 11時30分出航のKenai Fjord National Park Cruise (6時間)に参加しました。費用はランチ付で一人$123.40でした。こちらで予約できます。 100人くらいは乗れそうな大きな船でした。ほとんど湾内を移動するので、あまり揺れませんでした。簡単に船酔いをする私(Nao)も、今回は何とか持ちこたえました。 出発早々にSea Otter ラッコを発見して停止。船長はじっくりと写真を撮らせてくれます。天気は曇りであまりよくなかったのですが、 みんな大盛り上がりです。 クルーズは遠くに氷河を見ながら進みます。目的地はAiliak Glacier。船の速度が落ちるのは、ベーリング海で人生の多くをすごしたと語る船長が何かを見つけた証拠。スピードが落ちるたびに、みんなが船外へと飛び出します。シャチ Killer Whale、ザトウクジラ Hampback Whale、イルカ Orca と次々と野生動物に接近できました。 |
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Sea Otter ラッコ |
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■アイアリック氷河 Aialik Glacier そうこうするうちに、アイアリック氷河 Aialik Glacier に到着。Glacier Blueと呼ばれる神秘的な青い氷が目に飛び込んできます。これが見たかったのだ!としばし感動。写真では距離感がつかみにくいですが、氷河の高さは100m以上はありそうです。 エンジンが停まり、耳を澄ますと氷が割れる甲高い音が聞こえてきます。やがて、氷河が崩れて海に落ちていくのが見え、それに少し遅れて大きな音が聞こえてきます。White Tunderというらしく、みんなでまた盛り上がります。 |
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帰り道には崖を歩くブラックベア Black Bearを発見。ボートツアーでここまではっきりと見られるのは珍しいらしいそうです。 そのほか、キティウェイク Kittiwake、パフィンPuffin、ハクトウワシBald Eagleなどの海鳥の巣に近づいたり、トド Sea Lion を眺めたり、あっという間の6時間でした。 |
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イグジット氷河 Exit Glacier | ||||
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■イグジット氷河 Exit Glacier イグジット氷河 Exit Glacier はスワードの町に入る少し前にあります。アラスカは全般的に標識が不親切なので、気をつけていないと見過ごしてしまいます。 イグジット氷河のGlacier Blueは、かなりくっきりとしてきれいでした。ここでは氷河の上を歩くことはできないようです。ランゲル・セントエライアス国立公園 Wrangell-St. Eliase National Park に行けば、氷河ハイキングを楽しむことができます。 アラスカの7月は、雨が多いですが花がきれいな季節です。太陽が3時間しか沈まない長い一日を有効に使って歩き回ることができます。 |
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