オリンピック国立公園 Olympic National Park |
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2004年8月18日訪問 |
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公園入口のゲート |
オリンピック国立公園は、シアトルの西側に位置するオリンピック半島にあります。2000m級の山、温帯雨林そして海岸など変化に富んだ自然がこの公園の魅力です。シアトルからはフェリーを上手に利用すると2時間くらいで手軽にアクセスできます。少々遠回りになりますが、US-101で半島を一周するドライブコースもあります。 公園内は、東側のハリケーンリッジ地区、中央のレイク地区、西側の温帯雨林地区と海岸地区に分かれますが、それぞれは公園内でつながっておらず、半島を一周するUS-101を利用しながら各エリアを回ります。私たちは丸1日スケジュールをとっていましたが、あと半日あった方がのんびりできたなあと思っています。 私たちは訪れませんでしたが公園内のSol Duc Hot Spring Resortという温泉エリアがあります。また参考までに、この公園はスポーツの祭典・オリンピックとは全く関係ないようです。 |
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■ハリケーンリッジ地区 Hurricane Rige Area Port Angelesの海岸沿いから1時間ほどで標高1500m のところにあるハリケーンリッジビジターセンターに到着します。ここからポートアンジェルスの街、カナダのバンクーバーやビクトリアが望め、1周20分くらいのトレイルがあり、散歩も楽しめます。反対側には雪が残る美しい2000m級の山々もありました。 オリンピック国立公園の名物でもある美しい夕日を眺めるならば、ハリケーンリッジ地区か海岸地区がベストです。私たちはここで観賞するつもりだったのですが、時間配分に失敗しポートアンジェルスでのサンセットとなってしまいました。 |
Port Angelesを眺める |
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クレセントレイク Lake Crescent |
■レイク地区 Lake Area レイククレセント Lake Crescent は特筆するほどの美しい湖とは思いませんが、ここからメリーミア滝 Marymere Falls に行く片道1マイル程度のトレイルが出ていて、森林浴をしながらのハイキングを楽しめます。木漏れ日が、Devil's Clubという楓のような緑の葉を照らしていました。 |
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木漏れ日 |
メリーミア滝 Marymere Falls |
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Ruby Beach |
■海岸地区 Coastal Area 私たちはルビービーチ Ruby Beach を訪れました。岸に打ち上げられている流木が、いい雰囲気を醸し出しています。ここは夕日がきれいなスポットのようです。 レンジャーの人には、もう少し北側のRialto Beach も薦められましたが、今回はスケジュールの都合でパスしました。 |
Abbet Island |
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■温帯雨林地区 Rain Forest Area ホーレインフォレスト Ho Rainforest は温帯雨林です。「ホー」はここに住んでいるインディアンの部族名からきていいます。 湿った空気が半島にぶつかり、オリンピック半島の西側に大量の雨を降らします。熱帯雨林のうっそうとした森とはまた違った雰囲気で、「緑の空間」というのが印象です。木にはコケやシダ類などの植物が生えていて、不思議な空間を作り出しています。 Hall of Moss Trailなどと名前がついていて、一周1kmくらいの遊歩道がいくつかあります。蚊がいると聞いていたのですが、私たちが行ったときは全く見かけませんでした。 |
苔生す温帯雨林 |
温帯雨林 Rainforest 倒木 |
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