ロッキーマウンテン国立公園旅行記 Rocky Mountain National Park

ロッキーマウンテン国立公園
Rocky Mountain National Park

2004年6月9、10日訪問

Colorado コロラド州

公園入口のゲート

アメリカを南北に貫くロッキー山脈ですが、ロッキーの名前を冠した国立公園はここにしかありません。コロラド州のデンバーから車で約2時間とアクセスが便利な場所にあるため、多くの観光客で賑わっていました。

ロッキー山脈の麓にHorseshoe Park と Moraine Park という草地があり、ちょうど新緑がきれいな季節でした。でもワイルドフラワーにはちょっと遅かったようで、ピークは越していました。それでも、所々にきれいな花が咲いていてトレイルを楽しめました。

Beaver Pond

Horseshoe Park

■ビッグホーンシープ　Bighorn Sheep
ビッグホーンシープがここロッキーマウンテン国立公園のシンボルと聞いて、ここに来れば絶対会えるものだと思っていましたが、そう甘くはありませんでした。ビッグホーンシープの群れは隣の山に移動してしまったそうです。Horseshoe ParkにはSheep Lakesと名前のついた湖があり、かつてはビッグホーンシープが水を飲みに集まってきたのだそうです。人がたくさんいるため、この場所を避けるようになったのではないかと考えられているようです。ここではエルクの群れには出会いました。

Rainbow Curveより

■トレイルリッジロード　Trail Ridge Road
公園内を貫くこの道路は、舗装道路の世界最高地点である標高3713mを通過します。富士山より高いところに道路があるってこと自体が驚きです。ちなみにの公園入口 (Beaver Meadow Entrance）ですでに2390mもあります。

最高地点付近にAlpine Visitor Center アルパインビジターセンター（標高3595m）があり、ロッキーの山々を一望することが出来ます。下界は穏やかな気候でしたが、ここまで上ってくると気温はぐんと下がり、風が強くなり、コートなしではいられませんでした。ビジターセンタの横には2mはある雪の壁が残っていました。

2日目は天候が悪化し、この道路が通行止めになってしまいました。初日に行っておいてよかった。晴れててあれだけ風が強いのですから、天気が荒れたら車も吹き飛ぶくらいの勢いなのではないかと思います。

Snow Buttercup

Stones Peak (3939m)

Alpine Visitor Center前にあった雪の壁

White Loco

Rocky Mountain Columbine

Rocky Mountain Columbine
白い花びらを優しく包むようなラベンダー色のガクが特徴的なかわいらしい花です。他の公園では赤や黄色や青色のColumbineを見たことがあります。この花はコロラドの州花になっています。日本名は西洋オダマキ。

Bear Lake行きのシャトルバス

■ベアレイク　Bear Lake
ベアレイクには途中の駐車場で車を停めて、無料のシャトルバスでアクセスします。ベアレイクからはたくさんのトレイルが出ているので、予めビジターセンターで地図をもらっておくと便利です。この日は風が出ていて、湖面へのリフレクションは楽しめませんでした。花もそれほど咲いておらず、滝以外には見所はありませんでした。登山を楽しみたい人には良い場所かもしれません。私たちはベアレイクを一周してから、Alberta Fallsまでにトレイルを楽しみました。

Golden Pea

Bear Lake

Alberta Falls

White Geranium

Terra Tomah Mountain (3876m)