セコイア・キングスキャニオン国立公園 Sequoia and Kings Canyon National Park |
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2003年12月18、19日訪問 |
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ロサンゼルスからI-5、CA-99、CA-198を経由して250マイル(約400km)、4時間半ほどでセコイア国立公園に到着します。セコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園は隣接しているので、一度に両方とも回ることができます。 公式ホームページはこちら。
これら国立公園は、4000m級の山々が連なるシェラネバダ山脈の一角に位置し、公園を縦断するGeneral Highwayは、公園入り口の高度500mから最高地点の2000mまで駆け上るため、日本の山道と同じくらいカーブが多く、急勾配が続きます。 ここの見所は、RedwoodとSequoiaが作る巨木たちの森。樹齢が2000年を超えるものもあり、地上で最も大きい生き物だそうです。冬期は積雪のため閉鎖される道路も多く、いくつかのポイントは訪れることができませんが、雪景色の山々やセコイアの森は十分に魅力的です。広い公園でありながら、車で行ける場所は限られています。どうやら、この公園の楽しみ方はトレッキングにありそうです。今回、私たちもちょっとだけトレッキングに挑戦してみました。 |
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RedwoodとSequoiaの違いを簡単に解説。見分け方は、枝が下向きで幹が細くて背が高いならRedwoodで、枝が上向で幹が太ければSequoia。見慣れれば簡単に区別がつきます。
レッドウッド(左)とセコイア(右) |
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シャーマン将軍の木 |
■シャーマン将軍の木 General Sherman Tree セコイア国立公園内にあるシャーマン将軍の木は、体積が地上で最大の生物だそうです。樹齢も推定2300年〜2700年とかなり高齢。大きな木にはなぜか将軍の名前が付いてます。 ■グラント将軍の木 General Grant Tree グラント将軍の木は、キングスキャニオン国立公園内のGrant Grove Villageの近くにあります。この木は、1926年に第30代大統領 Calvin Coolidgeにより、"Nation's Christmas Tree" 「アメリカのクリスマスツリー」として認定されたそうです。時期が時期だけに、クリスマス用のイルミネーションやオーナメントが施されていないかなと、ちょっと期待したのですが、そんな人工物はどこにも見当たりませんでした。さすがは国立公園。 |
グラント将軍の木 |
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■キングスキャニオン展望台 Kings Canyon Overlook キングスキャニオン国立公園内の山々を眺めることができます。山深いので、遠くまで見通せるView Pointは少なく、貴重な見晴台です。 |
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■レッドウッド山展望台 Redwood Mountain Overlook レッドウッドの森を見下ろすことができます。ちょうど夕暮れ時にあたり、遠く山ろくに靄がかかるなど神秘的な眺めに出会えました。 |
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■スノートレッキング Snow Trekking スノートレッキングにも挑戦しました。スノーシューズをレンタルして、2.5マイル(約4km)先にある Panoramic Point パノラミックポイントまで行ってきました。夏は車で終点近くまでいけるのですが、冬は閉鎖されてトレッキングでしか行くことができません。途中に出会った一行は一組だけ。本当に静かな空間でした。ウサギや鹿の足跡を見つけながら、ゆっくりとしたペースで進みました。往路2時間半、復路1時間の計4時間コースでした。 |
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■キングスキャニオン国立公園の宿 John Muir Lodgeに泊まりました。インターネットサイトでオフシーズン用のWinter Special Plan(Standard Room)を予約しました。料金は税込みで$91.50でした。 木造のロッジですが、玄関ロビーには暖炉があり雰囲気は良かったです。テレビはありませんが、電話はありました。部屋は清潔感があり、問題なしでした。 |