ザイオン国立公園 Zion National Park |
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2004年5月27日訪問 |
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砂漠と岩が多いユタ州において、ザイオン国立公園は緑と岩が調和した美しい公園です。公園は、赤岩が多いKolob Canyons Area コロブキャニオン地区と緑が多いZion Canyon Area ザイオンキャニオン地区の2箇所に分かれています。コロブ地区ではドライブを、ザイオン地区ではハイキングを楽しみました。 | ||||
Kolob Canyons Area コロブキャニオン地区 | ||||
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片道6マイルほどのKolob Canyons Rd. をドライブします。所々に駐車場があり、高くそびえる赤岩の風景を楽しめ、道路脇には様々なWildflowerが咲いています。道路の終点まで行くと駐車場があり、ここからKolob Archに行くハイキングコースがあります。往復で8時間だそうで、私たちはピクニックエリアで弁当を食べるだけにしておきました。 朝は涼しいのですが、太陽が昇るにつれて気温はぐんぐん上昇します。ハイキングをするのならば、帽子と日焼け止めは必須です。 |
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Zion Canyon Area ザイオンキャニオン地区 | ||||
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ザイオン国立公園のVirgin River Area バージン川地区は車で入ることが出来ません。無料のシャトルが運行されているので、ビジターセンターで車を停めて、これを使って移動することになります。 この地区ではゆっくりハイキングを楽しむのがおすすめです。主なポイントを写真に撮るだけならば、シャトルで移動すれば半日もあればまわれると思います。 私たちのお気に入りスポットは、以下のとおり。 The Watchman ウォッチマン ビジターセンターの裏山。公園に入って最初に見えてくる山です。夕暮れ時がきれいなのかと思っていましたが、それほどでもなかったです。 West Temple ウェストテンプル 午前中が順光。博物館にベンチが並べてあり、くつろいで風景を眺められるようになっています。ただ、最前列に行って写真を撮りにくい雰囲気があります。 Bridge Mountain ブリッジ山 どうってことはない山ですが、夕暮れ時にはきれいに見えました。 Great White Throne グレートホワイトスローン ザイオン国立公園で一番大きい一枚岩。標高2056mで、谷底からの高低差は730mもあるそうです。ただ、思ったよりは存在感は小さいと感じました。 Weeping Rock ウィーピングロック 岩から水が染み出して、水が滴っていいます。水場のそばなので、イエローコロンバイン(日本名:オダマキ)などの花々がたくさん咲いています。川にエルクが水を飲みに来ていました。 |
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The Watchman from Visitor Center | The Watchman 夕暮れウォッチマン | |||
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Emerald Pool エメラルドプール エメラルドプールから流れ落ちる小さな滝を見に行ってきました。片道1kmくらいの短いルートでした。たくさんの花々が咲いていて、目を楽しませてくれました。滝は本当に小さなものですが、裏側にまわって眺めると、水滴が光って見えてきれいでした。 そのほかの見所としては、ナローズという川を歩くトレイルがありますが、私たちは時間の都合と危険を冒さないという理由ででやめました。 途中で野生の七面鳥を見つけました。 |
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Checkerboard Mesa チェッカーボードメサ トンネルを抜けた東側は、風景が少し変わります。砂岩の色が白っぽくなり、侵食されて年輪というか風紋のような横縞模様をした岩が現れます。その中の一つに、横縞と縦縞の両方が見られる岩があり、チェッカボードメサと呼ばれています。学問的には珍しいものだそうです。 |
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公園内にある唯一の宿、Zion Lodge ザイオンロッジ に泊まりました。宿泊者のみ、宿の駐車場まで車で入ることができます。売店やレストランもあります。2ベッドルームで$136(税込み)でした。観光の拠点としても大変便利です。 私たちが泊まったのは木造の2階建てのロッジでした。手入れもしっかり行き届いていて、ホテル並みにきれいでした。朝起きて山を見上げながら、ベランダで一杯のコーヒーを飲む贅沢を味わえます。 |
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