■国立公園のシステム |
1872年(明治5)3月1日に、アメリカ合衆国第18代グランド大統領が「イエローストーン公園法」に署名した事によって
、世界で最初に国立公園が誕生しました。その後、1890年にヨセミテ、セコイア、キングスキャニオンが、1915年にグレイシャーが、1916年にロッキーマウンテンが国立公園と制定されていきました。その後、第26代セオドア・ルーズベルト大統領により、1916年に国立公園実施法が制定され、国立公園局が発足し、アメリカ国立公園の管理組織が整備されました。
その後、大陸横断鉄道の開通やモータリゼーションの到来などにより、多くの観光客が訪れるようになり、環境破壊の危機と格闘しながら、現在の国立公園システムへと発展してきました。
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■国立公園局とその仲間たち |
アメリカ内務省 The U.S. Department of the Interior の下部組織であるアメリカ国立公園局
Nationla Park Service を中心に国立公園を維持管理しています。ほかにもアメリカ森林局 Forest Service、アメリカ魚類・野生動物局
Fish
and Wildlife Service、アメリカ国土管理局 Bureau of Land Management などが管理している公園があります。 |
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■アメリカ国立公園の魅力 |
アメリカ国立公園は、アメリカの原風景を保護しながら、多くの人にそのすばらしさを知ってもらうことを使命としてきました。実際に国立公園を訪れてみると、スケールの大きさな自然がきちんと保護されてきたことに驚くことと思います。このすばらしい自然をこれからも残していくことは、公園を訪れる私たちの義務だと思います。公園内の自然を傷つけたり、花や種を持ち出すことのないように気をつけましょう。
一概に比較はできませんが、日本にありがちな観光地の賑わいと大きく異なります。狭い国土というハンディキャップはあるにせよ、自然保護は早めの対応が必要であることを示唆しているような気がします。 |
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■あみなおと国立公園の出会い |
グランドキャニオンやハワイ島のキラウェア火山を訪れたことがあり、これまでに見たことのない光景と体験したことのないスケールを目の当たりにし、漠然とアメリカの国立公園めぐりをしてみたいと思っていました。アメリカ暮らしをきっかけに、多くの国立公園を訪れることになりました。 |
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イエローストーン国立公園 |