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世界遺産について 世界遺産旅行記


キンデルダイク-エルスハウトの風車群
Mill Network at Kinderdijk-Elshout
    2006年10月8日訪問
     
オランダ Netherlands

文化遺産 (1997年)

■概要
オランダを象徴する風車がここにはあります。近くを流れるマース川の水位は周辺の土地より高い位置にあり、風の力を利用して水を汲み上げ、干拓することにより、国土を広げていったオランダの歴史がここにくれば感じ取ることができます。いまや水が豊富で緑の豊かな国オランダの原点はここにあるわけです。

■アクセス
ロッテルダム市内のZuidplein駅(地下鉄)またはロッテルダム郊外のRotterdam Lombardijn駅から154番のバスで40分ほど。Molenというバス停で下車。ドライバーに伝えておけば、教えてくれます。バス代は往復で5EURでした。
 
キンデルダイクでは、1700年代前半に立てられた風車のうち19基が保存されています。これだけの規模で残っている地区はここ以外にはありません。

水をくみ上げて国土を拡大していったオランダの象徴とも言える風景がここにあります。

ここの風車の揚水能力は最大で1mだそうです。これを2段階に分けて2m程度の高さまで水を上げて、川に排水していたようです。
     
ひとつの風車は内部が公開されていて見学することができます。入場料3EUR。風車に近づくと、思ったより風車の羽は大きく感じましたが、風車台の内部は予想より狭いと思いました。

風車は良く見ると玄関ドアがついていて、周りには庭があります。実はそれぞれの風車には風車番が住んでいて、推移を維持することが仕事でした。風向きに応じて、風車の角度を調節していました。今でも風車を保存するためでしょうか、住んでいる人がいました。普通に自転車に乗って街までお買い物に出かけているようでしたが。
     

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