ハーベンウィープ国定公園 Hovenweep National Monument |
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2004年6月14日訪問 |
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公園入口のゲート |
ハーベンウィープ国定公園はCortezから約50マイル離れた場所にあります。北側からのルートはダート道路ですが、南側からだと舗装道路でアクセスできます。ただ、道案内があまりないため、地元の人に状況を確認して詳細な地図を入手してから行くことをお勧めします。 この公園はユタ州とコロラド州の境にあり、6つある住居跡のうち、2つがユタ州側、4つがコロラド州側にあります。個人的にはかなり僻地にある公園だと思っていましたが、それでも年間3万人がここを訪れるそうです。周りには何もありません。 |
Tower Point |
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Square Tower |
ここの住居は石を積み上げるタイプで、円筒形がメインですが、四角形やアルファベットの「D」型の住居跡もあります。メサベルデ国立公園やウパキ国定公園の住居跡にも似ています。近くの部族と文化的な交流があったそうなので、建築方法も自然と似てくるのでしょうか。 ここの人々はとうもろこし、豆、かぼちゃなどの農耕をしており、季節を予測するため高度な天文学の知識があったそうです。本当なのでしょうか。個人的には疑問です。 西暦700年〜1300年にかけて、ここに人々が暮らしていましたが、最も栄えたのが1200年代で、メサベルデの最盛期と一致します。1300年はじめに姿を消した理由として、気候の変化や、資源の枯渇が指摘されています。彼らは南に向かったと考えられており、遠くアリゾナ州のホピHopi 部族の近くまで移動したそうです。 |
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Sleeping Ute Montain |
Mormon Tea |
Ute Type House |
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Hovenweep Castle |